2019年8月20日火曜日

仏像ブーム到来?

日本でのフルートのお友達から弟さんの作品集(冊子)が送られて来ました。前に彼女とビバリーのお宅に遊びに行ったとき「弟は佛師(ぶっし)をしています。」と答えたら、ビバリーがとても興味を持ってくれて「アメリカでは仏像を欲しがる人がいっぱいいるのよ!」と教えてくれました。確かに東洋びいきのお宅に行くと、各国から集められた調度品の中に必ず仏像がありますね。ここロチェスターでも何か販売できる方法があればいいのに… と思ってしまいます。

そして先日、冊子を渡した後の感想をいただきました。「私なら怖い顔のは買わないかしら…」とビバリーは言いました。そっか、ビバリーは仏様の微笑み、慈悲溢れる表情がお好みなんですね。他のアメリカ人はどうなんでしょう…? この冊子をお友達などに見せていただいて密かな仏像ブームがロチェスターで湧き起ればいいなぁ、なんて思っています。


佛師「野田康童」
素敵な冊子が届きました ✨






2019年8月17日土曜日

Spark Joy! ✨

確かに "KonMari" ブームはあった?今もあるようです。私は日本にいる時間も長かったので最初の「こんまり」ブーム(イタリアやアメリカの海外では 2015年頃?)は知らないし、それがどのように広がっていったのかもよく分からないんですが、あの真面目でシリアスなビバリー先生に "Do you know KonMari ?? " と聞かれたときはびっくりしました。新聞で読んだらしく、日本人だと分かると興味を持ったようです。「う~ん、知ってるけど…」(そこまで興味ない… 日本で本出してた人だよね?)くらいしか答えませんでした。

しかーし、考えてみると、ロチェスターに来てすぐの頃、アパッチ・モールの本屋でアジアの "Zen"(禅)や "Matcha(抹茶)" を思わせる淡いグリーンの "marie kondo" と書かれた本がたくさん平積みされていて(あの近藤麻理恵の本が洗練された形で売られている!!)と驚いたことを思い出しました。

海外だとこんなオシャレな本に!

The Life-Changing Magic of Tidying Up: The Japanese Art of Decluttering and Organizing 人生がときめく片づけの魔法

物質至上主義だったアメリカが物に溢れて困っているとしたら… "KonMari"(近藤麻理恵さん)は救世主ですよね。彼女の英語版ホームページ(https://konmari.com/)を見ると、とても癒される海外から見た「いかにも日本」なアジアな雰囲気で、アメリカの大きい家や家具と調和した美しい部屋や整理術を紹介していました。「私もこんなきれいな部屋に住みたい~」と辺りを見渡すと、気になるところがいっぱい。

じゃあ、手始めに自分の引き出しからやってみるか! ネットフリックスで見たように "spark joy"(手に取ったとき、キュンとときめく✨)しないものは、お礼を言って手放してみました。

もともとスパーク・ジョイするものが
あまりなかった… 💧


ハンカチも立ててみました~



「こんまり」メソッドを身に付け、畳み方を習得するのに少々時間かかりましたが、やってみると段々いい気持ちになってきました。引き出しを開けたらぱっと見えるし、並べて見ると明らかに着ないものや手放した方がいいものがさらに分かりやすくなりました。そして何よりスペースが増えるので新たに物の配置や収納を考えられ、家全体を広く使うことができるようになりそうです。部屋が片付いてイヤな人はいないですよね!

やっぱり物を選ぶ作業って心の整理につながるのかな… と思いました。本当に何が好き/必要かを考えるので、最終的には全てのものに対してそのように見るようになるし、自分のことが分かるような気がします。少し前にも「断捨離」ブームがあったけど、私も影響されました。「断捨離」(断つ・捨てる・離す)という言葉が分かりやすかったんですよね。当時は何だかよく分からないけど「捨てたかった」です。狭い家でスッキリしたかったです。物を減らしたら心も軽くなりましたよ。そして今は "KonMari" ブーム。短絡的に「捨てる」じゃなく、先に「トキメクものを選ぶ」がポイントのようです。「本当に好きなのはどれ?」やっぱり定期的に心の整理、浄化作業って私には必要なのかも… と思いました。


2019年8月13日火曜日

8月6日 National Night Out 🌟

8月の第一火曜日は "National Night Out" という警察のイベントがありました。1984 年から全米 23州で毎年行われているそうです。地域の警察がどんな活動をしているのか理解してもらい、住民と触れ合うのが目的だそうです。例えば、薬物や犯罪の防止、町や近隣のパトロールのような活動ですね! https://natw.org/about/




始まりは近所の住民たちが家の前に明かりをつけて座るだけのイベントだったようですが、今は「 "Neiborhood Party" があるからおいでよ!」という軽いノリで、近所同士が集まってホームパーティーをやる感じのようです。☺


近所の Yuko さん宅にも
警察がパトロール?ご挨拶に来ました!

子どもたちの質問攻めにあっていました!



警察官の一人は昔日本に住んでいたことが
あって、私たちが日本人だと分かると
「焼き鳥、すき焼き、天ぷら~」などと話してくれました ☺
(日本食が大好きなんですね)

しばらく滞在していましたが、
大人にも子供にも声をかけて
とってもフレンドリーでした!✨


栗原はるみさんのレシピで
ほうれん草のキッシュを持っていきました!


雑誌の付録だったバッグに入れて…






2019年8月7日水曜日

ミステリー・ケーブ

週末にロチェスターから車で 50分ほどの "Forestville Mystery Cave State Park" という州立公園の中にある「ミステリー・ケーブ」という洞窟に行きました。ミネソタ州の Spring Valley と Preston という町の間にあります。州立公園の中に Forestville という町があり、19世紀当時の様子を復元した町だそうです。旦那さんは前に一度「ミステリー・ケーブ」に来たことがあるらしくお勧めとのことなので、この暑さをしのぐにはいいかな… と軽い気持ちで出掛けました!

気分よく、ミネソタの
懐メロ(80年代のUSヒット曲ばかりを集めた)
チャンネルを聞きながら ♬


ミステリー・ケーブに着きました!
"Guided Scenic Tour" に参加しましたよ ☺ 


ビジターセンターから洞窟まで
数分歩きます!
(ツアーを事前申し込みして
ガイドさんと一緒に入ります)



わおー!

正直言うと、いつの頃からか私は閉所恐怖症みたいになってしまったのですが(多分、東日本大震災後に超満員電車に乗って地下に潜ったとき、数分止まって閉じ込められた経験から?)、洞窟に入ってすぐ、ガイドさんの説明を聞くとき、その暗さと狭さに心臓がドキドキしてきたのでした。安易に考えて来たけど、今さら引き返せないし… と自問自答していると、ほとんど説明は耳に入らず… しかし、旦那さん曰く、この暗さと狭さはココだけだそうで、腹をくくって中に入ることにしました。

知識欲旺盛な奥様?を連れた
カップル!
ガイドさんにたくさん質問していました~ 👀


古代?恐竜がいた時代より更に倍、
昔にいたであろう、
イカのような海の軟体動物の化石!


と言われましても~ ですよね 💧

いろんなものに興味を持つよう、
意識を向けながら
(心臓バクバクが治まるよう…)
進んで行くのでしたー

これは下から水が突き上げて
できたドーム型の窪み(穴ではない)そうです…

ほほぉ~、そうですか!


何だか「エイリアン」に出てきそうだな~ と
気をそらしながら進む…


洞窟の上を流れる "Root River" の水が
地面を通って、その水の滴りがこうした
摩訶不思議な形状を作っているんですねぇ~ 💧


前を歩く大柄なご夫婦はとても優しくて
小柄な私たちがよく見えるよう、
前を譲ってくれたりするのでした…

こういう気遣いができる人を見ると
(特に海外で)その方の知性を感じます…
(大袈裟?!💦)


旦那さんもお返しに、
その方々に道を譲っておりました~
(イイネ!👍)

ここまで来ると、暗い洞窟のことを
忘れていました ☺


シーニック・ツアーのハイライト、
Turquoise Lake(ターコイズブルーの池)✨

とても美しい透明な水でした…

ちなみに洞窟内は私たちの見学が終わると
ライトアップを消すのだそうです!
洞窟の中は純度の高い世界なので、できるだけ
外界のバクテリアや菌、そして人工的な光からも
守るように考えられているのだそうです ✨


洞窟を出る前にガイドさんが面白いアドバイスをしてくれました。「洞窟を出たら大きく息を吸って深呼吸してみてください。外の様々な匂いを敏感に感じるでしょう!」確かにミネソタ特有の家畜の糞のような臭い、草木の匂い、水の匂いなどを感じました。でも何より、暗くて狭い世界から広々した世界に出て、まずは安心したのでした~


2019年8月2日金曜日

サウス・ダコタ旅行 ③ 🚘

旅行の最終日。帰り道の高速沿い "Wall" という町に Wall Drug(ウォール・ドラッグ)という商店が立ち並ぶ界隈があるそうなので、行ってみることにしました。州間高速道路の I90 沿いはしつこいくらいに "Wall Drug" のポスターがあるので、殆どの人がこの町に立ち寄ると思います。☺

I90 沿いはずっとこんな景色…
牧草を丸めたものや、
牛や馬がちらほら見えました 🐄


ホテルを出発して、朝9時半くらいに
ウォール・ドラッグに着いてしまいました!

西部劇に出てきそうな
雰囲気のあるお店ですね!

お土産屋やカフェが多いみたいです ☕


バッファローが覗き込んでます!


高価なインディアン・ジュエリー ✨


朝から観光客が来ています!


子どもの木製おもちゃ…


インテリアが素敵なカフェに
入ってみました ✨

運転の疲れで腰を叩いてますね 💦

メニュー・ボードもおしゃれです!


ステンドグラスの電気傘が可愛い 💛


壁一面に絵が飾られていました ✨


奥にマネキンがいました!💦
あまりにリアルで近づくと少し怖い…


帰宅時間を考えて、お昼の Dairy Queen
(アイスクリームだけでなく、
ファーストフードもある)以外には
どこも寄らず、ロチェスターに戻りました~ 🚗

"Hot Fudge Sundae"
(温かいチョコレートソースがけ)


ホット・ファッジ・サンデーと
チーズバーガーのセットで5ドルくらいでした
🍔

Dairy Queen はマックと違って
全体にあっさりしていて
美味しかったです!✨